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Malino Highland リゾート

スラウェシ島、インドネシア

リゾート

16,000m²

マスタープラン

スラウェシ島の中心地であるマッカーサルから南東へ車で3時間半ほどいった標高1300mほどの高原地帯に、以前は日東マリノ茶園が所有していた茶畑が広がっている。赤道が横切るスラウェシ島にありながら、朝夕には上着が必要なくらい涼しくなる絶好の避暑地で、敷地からは雄大な茶畑の景色が眺められる。
施主とは、以前、勤めていた会社からの付き合いで、もう10年になる。2年ほど前から細かな相談にのっていたが、今回、それらをブラッシュアップし、お茶畑に建つリゾートのマスタープランとしてまとめることになった。
来た人を魅了する雄大な自然と、敷地の歴史である茶畑と製茶施設、リゾートへやってくる人、そしてあたらしい建築を緩やかにつなげ、自然-歴史-人-建築を調和させるデザインを目指した。ゾーンに分けて施設を計画することで、段階的な開発を可能とし、開発が地域へ貢献できるよう、地域や大学と連携したプログラムを構想し、人材育成や雇用を生むことで地域とのつながりをつくりだすことを目指した。